素っ気ないけど影響大
2014-08-26


禺画像]
吸蜜中のメスに後方からしきりにモーションを掛けるオス。
今の時期多く目にするイチモンジセセリの求愛シーンです。
でも成功率としてはあまり芳しくない様子。
迫るオスの数極めて多し。相手を選ぶ権利は私にあるのよがメスの姿勢の様です。 禺画像] 熱烈なプロポーズが功を奏すればこうなります。
トンボ等が見せる激しい交尾シーンに比べれば、随分素っ気ない感じ。
でもこの後の展開は、目覚ましい成長ぶりを見せるイネ科の植物に大きな影響が・・ 禺画像] 水辺のヨシで良く見かける光景がこれ。葉が白い糸で縛られて筒状に変形しています。
中に潜んでいるのはイチモンジセセリの幼虫(芋虫)の筈。
幼虫の食物はずばりイネ科の植物。宿を借りながらムシャムシャ食い荒らします。
イネの害虫として嫌われる理由はここにあります。

※本日撮影の画像ではありません(8/25と8/23に都内で撮影)
[蝶]
[季節]
[昆虫]
[野草]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット