葉先にも注目
2016-05-30


禺画像]
草むらの自然撮影では、目を凝らして辺りをうかがう観察姿勢が必要です。
何と言う事もない草の葉先にも、思わぬ被写体が止まっている事があります。
例えばこの場面、ほぼ見当は付きましたが、念の為さらに接近して見ると・・ 禺画像] 葉先にしがみついていたのは、小さな大食漢コフキゾウムシでした。
食草・クズの葉の常連ですが、たまには違う葉にも止まるみたい。
この場面で止まっていたのは、幅広のクズの葉とは違う先すぼまりの葉っぱでした。
先っぽまで来たのはいいけれど、さてこの先どうしたものかと思案中の様子。
硬い殻をまとっているので、ぽろんと葉下に落ちても平気だと思うけど・・
でも決断出来ない感じで、まごまご・・その様子が何ともおかしい。 禺画像] こちらの草の葉先には、褐色の怪しい物体が・・
くねくね動作のエキスパート・シャクガの幼虫、俗称シャクトリムシでした。
いつもの様にくねくねしないで、この折れ曲がりポーズでじーっと・・
良く見ると、葉先とは自ら生成したと思われる細い糸でつながっています。
さて、この先どうしようと言うのやら。
暫く待機しましたが、全く変化無しなので、残念ながらバイバイ・・

※本日撮影の画像ではありません(5/29に都内で撮影)
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