冬木立ちにて
2017-01-12


禺画像]
落ち葉が降り積もった冬木立の中。
常緑樹の葉の繁みに邪魔されて、乏しい冬の陽射しも殆ど降り注ぎません。
そんな寂寥感漂う寒い場所で目にした黄色いワンポイント。
当然、注目しない訳にはいきませんね。 禺画像] で、近づいて見たらこの通り。一輪だけ花開いたオニノゲシの花でした。
野草の冬越しの姿・ロゼット葉がむっくり起き上がって、その先端で咲いたと言う訳。
春到来はまだずーっと先の事だけど、何かを感じてこうなったんでしょうね。
陽射しの恩恵を受けない肌寒い場所。ちょっと早まったなぁと思っているかも・・
でも、こんな早とちりの奴が数を増す中で、春の足音が次第に聞こえて来る筈。
ここ迄花開いた事に、拍手をしなければいけないのかも・・ 禺画像] 早過ぎる春の予告シーンを目にした冬木立の中。
そこでは過ぎ去った秋の名残もまだ・・
常緑樹の葉から垂れた蜘蛛の糸につかまっていたジョロウグモのメスでした。
壊れた網を治す気力もなく、ただそれにしがみついているだけ。
この状態では、明日にもその姿を消してしまうかも知れません。
昆虫観察派としては歓迎出来ない相手だけど、その終末を目にするのはやはり寂しい。

※1/12に都内で撮影
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