林縁の草地で・・
2017-07-04


禺画像]
接近中の台風の影響でしょうか。湿気を含んだ重々しい空気が漂っていました。
人にとっては不快であっても、昆虫達にとっては、さして支障無しなのかも・・
林縁の草地では、真夏の主役たちが賑やかな顔見せを披露してくれました。
これは最終脱皮を終えたヤブキリ成虫。草の繁みの間を伝ってノソノソ・・
本家キリギリスとは違って、樹上での生活を旨とする種です。
さて、どの木に登ろうか思案中?・ 禺画像] メタリックな光沢を放っていたのは、灯火飛来の常習犯・カナブン。
樹下の薄暗い場所にいると、一層その存在感が際立ちます。
こうして自然の中で目にすると、なんとも格好いい。
でも、今夜あたり飛ぶんでしょうね。遠くに見えるあの灯りをめざして・・ 禺画像] 草の緑に映えていたのは、ホシベニカミキリの紅色。
登場当初は、葉から転げ落ちたりのドジぶりが目立ちましたが、今日はしっかり。
この様な場所での行動にもだいぶ慣れてきた様です。
いまの時期は産卵の最盛期とか。ドジばかり踏んではいられないって事らしい。 禺画像] 成熟した重々しい昆虫達を見た目には、ベニイトトンボの軽快感が心地よい。
何より、このまん丸目のチャーミングさと言ったら・・
観察している立場が逆転して、観察されている様な気が・・

※7/4に都内で撮影
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