きっとあいつの・・
2018-05-19


禺画像]
秋には沢山のドングリを実らすマテバシイの木も今は新緑の季節。
鮮やかな緑色の葉が群生し、木立の中での存在感は十分なんですが・・
個々の葉に注目すると、この様に茶色の斑点が多数付いた物も多く確認出来ます。
部分的に枯れる病気?と言う気もしますが、否。
これには、ちゃんと犯人(?)がいます。 禺画像] ”きっとあいつの仕業だな” って言う事で、周囲の葉を一枚一枚探ってみたら・・
やはりいました!。ウィスキーのボトルを連想させるおかしな格好の甲虫。
オトシブミの仲間のチャイロチョッキリでした。
その数けっこう多数。今が犯行のチャンスと言う事でこの木に集合中だったみたい。 禺画像] これは、その犯行現場をおさえた一枚です。
ひょろっと長い鼻先(口吻)を葉っぱの表面に差し向けてガリガリを実行中。
葉には穴をあけず、表面の柔らかい部分だけを食べると言う巧妙な食事法でした。
結果的に、冒頭の画像の様に、食い跡として茶色の斑点が残ってしまう訳ですね。
さて斑点だらけにされた葉の運命は?。冒頭の画像の通り、しおれてしまい元気なし。
木としては歓迎出来ない事でしょうが、葉が密集してるので多少食われても大丈夫。
でも毎年この時期になると、大勢が集まるので参っちゃうよなぁって言う所?・・

※5/19に都内で撮影
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