気の長い話
2018-07-07


禺画像]
夏の風物詩・セミの声が一段とボリュームアップして来ました。
ただし今耳に届くのは、真っ先にデビューしたニイニイゼミの声が殆ど。
この後登場するアブラゼミやミンミンゼミの声に比べると、遥かに控えめです。
姿の方も控えめ。木の幹に同化する色合いで、目撃はそう簡単ではありません。
まして幹の高所に止まるので尚更。これはようやく見つけての望遠ショットです。 禺画像] セミ達が地上で過ごす時間は、地中生活のそれに比べて、極めて短い。
一方、今の草むらでは、秋の終盤まで生き続ける息の長い種も多数生息しています。
オンブバッタもその一つ。但し今は超ミニサイズなので、良く目を凝らさないと・・
今日目撃した個体のひとつがこれ。
緑色タイプの幼虫の下に見えている白いのは、さっき脱ぎ捨てたばかりの脱皮殻です。
その詳細は下の画像で・・ 禺画像] 脱皮殻の詳細です。一段階成長した幼虫と相似形ですが、サイズは遥かに小さい。
こんな窮屈そうな入れ物に収まっていたんですね。
無事脱皮出来て、伸び・伸〓びって言う感じでしょうか。
しかし、成虫になる為には、今回の脱皮だけでは足りずに、更に・・が必要。
セミ達の短い地上生活に比べると、随分気の長い話ですね。

※7/7に都内で撮影
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