身近なのも今のうち
2019-05-12


禺画像]
植え込みの低木の葉上で、ヤブキリのメス幼虫が脱皮をしていました。
無事脱皮完了!。下方に、さっき迄身にまとっていた抜け殻が確認出来ます。
晩秋までその姿を確認出来る息の長い種。
その寿命を全うする上での大事な1ステップを乗り越えた安堵の瞬間でしょうね。 禺画像] こちらは草むらの草の葉上で一休み中だったオス幼虫。
春先に誕生した時に比べて、体形もかなりどっしりとしてきました。
でも、威圧感を漂わす体形を持つ成虫になる迄には、まだ数回の脱皮が必要。
今はその為の準備段階と言ったところでしょうか。 禺画像] 草むらなど身近な場所で、ヤブキリを観察できるのは、時期限定です。
キリギリスとは違い、ヤブキリは次第に生息場所を草むらから樹上に移します。
今日は、そんな習性を伺わせる光景にも出会いました。
太いサクラの幹を上方に向けてぐんぐんと登って行った幼虫。
本能に突き動かさせれてと言う事でしょうね。
身近な場所で観察を続けたい私としては、嬉しくない事なんですが、仕方ないか・・

※5/12に都内で撮影
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