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冬木立の上に薄ぼんやりと顔を覗かせた太陽。大気を暖める力は殆ど期待出来ません。
いよいよ寒さも本格化に向かう今、自然も深い眠りの中と思えるのですが・・
[画像] こんな光景を目にすると、自然はそんなにひ弱じゃないなと思い知らされます。
ぷっくり膨らんだ紅梅の花芽。明日にでも開きそうな雰囲気でした。
[画像] 視線を下に移すと、そこにも寒さを物ともしない物の姿が・・
筆先の様な形をしたアジサイの葉芽。その一つが割れてフレッシュグリーンが・・
アジサイの見頃は、まだ遥か先の梅雨時。
そこに至る第一歩が着実にスタートしているんですね。
[画像] 早起きタイプの樹木は、既にエンジンのアイドリングスタート。
一方、昆虫達の動きはと言うと・・寂として動きなしと言う雰囲気が濃厚です。
でも、良く目を凝らすと、少数ながら現役継続中のものの姿が・・
そのひとつがこれ。ヤツデの葉に止まるルビーロウカイガラムシです。
現役とは言え、この様に葉脈に取り付いて液を吸う生活なので、動きは全くなし。
撮影は容易だけど、退屈な被写体の典型と言えそうです。
この先暫くの間は、この手のヤツとのお付き合いにならざるを得ないのかなと・・
※1/16に都内で撮影