安否確認の結果・・
2020-03-07


禺画像]
春の始めの観察の対象の一つが、秋に産み付けられたカマキリ卵のうの安否確認です。
食料が不足する冬の間、野鳥にとって格好の栄養源とされており、餌食になる物多数。
それらは、一様に、鋭いクチバシでほじくられた痛々しい姿を晒しています。
これは、ハラビロカマキリが産み落とした卵のう。完膚なき迄の破壊ぶりでした。 禺画像] そして、ここにも、同様の被害を受けたハラビロカマキリの卵のうが・・ 禺画像] ユキヤナギの枝にも・・これはオオカマキリの卵のうです。
今日の短時間の観察だけでも、こうした被害を受けた卵のうを5つ確認しました。
卵のうの中で、誕生の時を待っていた生命の運命は当然の事ながら・・
参考に、野鳥が卵のうを襲う現場を押さえた画像を下に掲載します。 禺画像] キツツキの仲間・コゲラが、ハラビロカマキリの卵のうを襲っている場面です。
キツツキは、木の幹をコツコツやって餌を捕獲するイメージですが、卵のうも・・
硬い木の幹を相手にするよりは、よほどお手軽な食事法と言う訳ですね。
冬に活動する野鳥の数は極めて多い。
でも、全滅はせず、旬の時が来れば、草むらの強者として活動する多数のカマキリ達。
ちょうどいいところでバランスが保たれている様にも思えます。

※最下段の画像は2018/1/13に、他の画像は本日3/7に、いずれも都内で撮影
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