受難の日々が・・
2020-10-09


禺画像]
今の時期、ミカン系の葉で度々目にするのが、真珠玉を思わせるこの球体です。
小さ過ぎて、良く目を凝らさないと見つけられませんが、その数、けっこう多数。
正体は、ナミアゲハの雌が産み落とした卵です。
この卵から誕生する幼虫の好物は、ずばりミカン系の木の葉っぱ。
その事を見越しての産卵場所選定だったんですね。 禺画像] 若齢幼虫の姿も確認出来ました。
一見すると、鳥の糞の様にも見える擬態ぶりが、お見事!。
誕生して間もないのか、今は大人しくしていますが、やがて見せる猛食ぶりは凄い。
食い跡だらけの悲惨な葉っぱになる日も、間近に迫っている筈です。 禺画像] これは、アマナツミカンの木に於ける、ナミアゲハ雌の産卵風景です。
(9/27の記事に掲載済)
何度も何度も、このお尻曲げポーズで、産卵を繰り返していました。
まさに集中攻撃と言う感じ。ミカン系の木にとっては受難の日々が正に今なんですね。

※卵と若齢幼虫は10/3に、産卵風景は9/27に、いずれも都内で撮影。

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※編集上の手違いで、10/8に公開した記事を削除してしまいました。
下に、その記事に載せた画像2点を再掲示します。
禺画像] 開き始めたユリオプスデージーの花に来ていたヤマトシジミ。
どこにも傷みの見られない翅は、ごく最近羽化した事の証です。 禺画像] まさに成熟の極み。真っ赤に色づいたお腹を持つアキアカネ・雄です。
この先も、出来るだけ長い間、この出会いが続く事を願ってシャッターON。

※この2画像は、いずれも10/6に都内で撮影
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