樹木の特性を活用する・・
2021-02-15


禺画像]
葉を散らし尽くして丸裸の樹木が多い中、それと正反対の姿を見せる木もあります。
そんな常緑樹の葉では、日向ぼっこを楽しむ昆虫の姿を多く目にします。
特に肉厚な葉は、どっしりとしていて、北風にあおられる事もなく安定性抜群!。
このハエも至福の時を過ごしている感じでした。 禺画像] 常緑樹の頑丈な葉を、子育てに利用するものもあり。
細かく張り巡らした網の中央に見える白い球体は、ある種蜘蛛の卵のうです。
網の糸の張力効果により半円筒形に変形した葉は、絶好の保護材になっている感じ。
これなら中に眠る幼体も安心して冬を越えられそうです。 禺画像] いっぽう、冬の間は丸裸になる落葉樹の幹や枝を利用する子育てもあります。
その代表的な例が樹上性のカマキリ・ハラビロカマキリの卵のうです。
画像中央より少し上方にある、下膨れの長円形の物体がそれ。
さえぎる邪魔な物がないので、陽当たりは極めて良好。きっと中はヌクヌクの筈です。
エッチラオッチラ登って行って、ここに産もうと決めた母虫の知恵が感じられる一品。
あとは、お腹を空かした野鳥達の目に止まらない事を祈るばかり。

※2/13に都内で撮影
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