のどかな眺めばかりでは・・
2021-02-23


禺画像]
小粒ながら、涼やかな薄青紫色が目に心地よく映るオオイヌノフグリの花。
早春の野に咲く花の代表格と言えそうです。
まだ少数ですが、お日様の方向に向かって、目一杯開く姿を目にする様になりました。
この花の蜜を好む昆虫はアブやハチの仲間。見合った大きさのものが多数訪れます。
その光景の目撃は出来ませんでしたが、それでも、これだけ完璧に開けばきっと・・ 禺画像] 早起きをする野の花と言えば、タンポポも筆頭格に挙げられそうです。
これなんか、花が終わった後に飛ばす種子付きの綿毛がゼロの状態になっていました。
生息エリアを拡げる種子散布の行動を、早くもスタートさせたんですね。
そのバイタリティには、つくづく感心させられます。 禺画像] 元気いっぱいの野の花達ですが、その前途は安泰とばかりは言い切れない様にも・・
野草にとっての大敵とも言えるこんな奴らも、既にお目覚めの様子です。
丸々と太ったアブラムシの一種。草の葉上をのっそりのっそり歩いていました。
このお腹の膨らみ具合から察するに、この先相当な数の新しい生命を産み落としそう。
これは、どこに産み落とそうかを物色中のシーンを思われます。
若草が生える早春の野。のどかな眺めばかりとは行かない様ですね。

※2/23と2/22に都内で撮影
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