草の葉劇場で・・
2013-06-30


禺画像]
今日、ニイニイゼミの声を初めて耳にしました。
ここ数日の梅雨晴れは、真夏に向けての自然の歩みを一気に加速させた感じ。
様々な夏草が激しくせめぎ合う草むら。そのパワーに圧倒されそうです。 禺画像] 草の繁茂と共に、そこを生活の場とする昆虫達の活動も増々活発化しています。
少し目を凝らせば、何らかの手応えあり。
この画像にもファイト満々なのが一つ写っています。判りますか?。
※答えは本日の記事の一番下に。 禺画像] 風変わりな昆虫・ベッコウハゴロモ。今日は成虫に初遭遇しました。
一見すると蛾みたいですが、大きな分類としてはカメムシ目に属します。
セミの遠い親戚って言う訳。そう言われてみれば、そんな雰囲気も若干・・ 禺画像] 成虫の数はまだ極少。まだ多くがこの幼虫体形のままです。
それにしても、これがある日突然、あの成虫の姿に変身するなんて・・
一寸ギャップあり過ぎです。 禺画像] カメムシ目直系のカメムシの一種・フタモンホシカメムシに出会いました。
カメムシも色々。亀と言う名前に納得出来る物もいれば、そうでない物も・・
これはどちらかと言えば後者でしょうか。 禺画像] 葉っぱの上で良く見かける昆虫がゾウムシの仲間。
住み慣れた環境と言う事で、動作もきびきび手慣れているかと言うと全然・・
ぎこちない動作ばかりが目立ちます。このオジロアシナガゾウムシもその典型。
葉っぱの先端まで行って ”うわー怖いよー”って脚がすくんじゃったみたい。
ぽろっと転げ落ちるのも時間の問題ですね。 禺画像] 舞台が整った草の葉の昆虫劇場。決して呑気なシーンばかりではありません。
弱肉強食の厳しい場面に出会う事も度々です。
今日見たのはヤブキリ成虫の捕食シーン。何かの幼虫を捕獲していました。
幼虫時代の草食性から、肉食性への変換が完全に終わった様です。
顔つきもそれに見合った獰猛なものに変った気がします。
小昆虫にとって、警戒すべきなのはカマキリだけではないんですね。

※6/30に都内で撮影(2枚目に写っているのはハラビロカマキリ幼虫です)
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