天の牛に会う
2013-07-01


禺画像]
カミキリムシの又の呼び名は天牛。
立派な触覚を牛の角に見立てたんでしょうが、実にいい命名だと思います。
今日は趣の異なる2種にいっぺんに出会えて、かなり嬉しい気分に・・
▲虎の名を持つ天牛・ヨツスジトラカミキリ。
どんな所に居ても、一目で見分けが付く派手なパターンを持つカミキリです。
この色合いからすると、アシナガバチあたりに擬態しているつもりでしょうか。 禺画像] 前にまわって見れば、この通り。
恐いハチでない事はバレバレ。典型的なカミキリ顔です。
いかにも頑丈そうな顎が、恐いと言えば恐いですが・・ 禺画像] 今まさにお食事中のこれはラミーカミキリ。
派手なヨツスジトラカミキリに対してこちらは地味なモノトーン。
視覚的アピール度としては、今ひとつかなとも思えますが・・ 禺画像] どうしてどうして、背中から見ればこんなに凄い。
見方によって、色々な物を連想出来る大胆なパターンだと思います。
私の感覚では、タキシードを着たまん丸目のおっさんって言うところ。
以前は関東地方には生息していなかった種だそうです。
温暖化によるものか、次第に北に生息範囲を広げているらしい。
私にとっては嬉しい初遭遇でした。

※7/1に都内で撮影
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