目立つ目立たない
2017-06-29


禺画像]
6/28の記事に載せたトウキョウヒメハンミョウの顔も怖いけど、これも同じく。
口元の頑丈そうな牙で、何かをガシガシかじる光景が目に浮かぶ様です。
さて、この怖い顔の持ち主とは?・・ 禺画像] 平面図がこれ。緑に染まる草地でひときわ目立つ紅系の体色を持つ甲虫でした。
長い触角の特徴から判る通り、これはカミキリムシの一種・アカハナカミキリです。
夏の野に咲くヒメジョオンの花等に止まり、それをかじる姿を時々目にします。
柔らかな花をかじるのに、あんなに頑丈そうな牙は要らないと思うけど・・
”カミキリムシの仲間だから、しようがないのよ” って言う事らしい。
それにしても、この色、今の時期の草地ではかなり目立ちます。
緑色との対比で相手に警戒心を持たせようと言う算段でしょうか。 禺画像] アカハナカミキリは、目立つ色でその身をガード。
一方こちらは、緑の草地に紛れる迷彩色で、ひたすら隠遁の構えか・・
ツユムシの仲間・ヒメクダマキモドキの若齢幼虫です。
こうしてみると結構目立つ様に感じますが、樹下の薄暗い草地では、実に難解。
葉っぱがめくれ上がっただけって言う風に見える擬態効果もある様です。
この幼虫も、カメラ交換の為、一旦場を離れ再び戻ったら、あれっ!、どこだっけ・・
結局、再会は果たせずでした。こちらの視力の衰えもあるんでしょうが・・

※6/29に都内で撮影
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