凄いめぢから
2019-06-19


禺画像]
他の昆虫を捕らえ、その体液を吸い取る食性を持つムシヒキアブの風貌です。
顔の殆どを占める大きな複眼。ほぼ全方位の動きを感知出来る優れ物と思えます。
獲物の存在を感知すれば、さっと飛び上がって首尾よくキャッチする。
まさに目力(めぢから)の強さに頼り切った人生・否・虫生と言えそうです。 禺画像] 目力の強さから言うと、こいつもかなりのもの。
このアングルでは、ぎらつくまん丸目が4つ確認できます。
これだけの重装備をするも目的は、勿論獲物の動きを敏感にキャッチする事。
さて、この凄いやつの正体は?・・ 禺画像] 全体像はこの通り。
脚の本数が2本多い事から、昆虫ではなく蜘蛛の仲間である事が判ります。
アリに擬態しているとされるアリグモ。尚この擬態目的には二つの説があるそうです。
「仲間と勘違いさせてアリを襲う」「凶暴性もあるアリに似せて外敵から身を護る」
どうやら、後の方の説が有力とされている様です。
いずれにしても、かなり手の込んだ生き方をする蜘蛛なんですね。
でもこの角度からだと、突き出した手が目立ち過ぎて、余り似てないけどねぇ・・

※本日撮影の画像ではありません(アブは6/18に、蜘蛛は6/17に、共に都内で撮影)
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